
JA北海道厚生連の医療施設は、全道15ヵ所の厚生病院・クリニックでは、地域医療の中核を担う最新鋭設備と高水準の医療技術により、地域医療を確保するための重要な課題とされている5疾病・5事業および在宅医療に積極的に取り組んでいます。
旭川厚生病院
当院は、地域住民が安心して暮らし続けられるよう健診活動・専門的高度医療・在宅訪問看護を通して「最も信頼され選ばれる病院」を目指し、多様なニーズをもつ患者さんに寄り添えるよう、専門職種として「看護の知とこころを育む」ことを大事にしています。看護部が掲げる「人間性の尊重と心遣い合う看護の提供」という理念は、「ふれあい」や「つながり」といった看護の本質を現しています。
患者さんの辛さに向き合う時、知識・技術と共に心からのケアが安らぎにつながることを看護者として体験することは、人としての成長にもなります。最高の看護とは・・・と問いかけながら、看護の喜び、苦しみ、哀しみ、楽しみを共に感じ成長しましょう。
看護部長
岡 美由紀
帯広厚生病院
「心よりも先に方法や技術が出てはいけない」
当院は、十勝圏域における中核病院として高度急性期・急性期医療を担い、地域の医療機関、保健、福祉施設などと連携を深め、回復期・慢性期・在宅療養の支援に取り組んでいます。
私たち看護職には、24時間ベッドサイドでケアをする専門職として「ひと」を看て、その人にとっての最善を考え、実践する役割と責任があります。私たちは、看護チームはもちろん、医療チームの一員として、一人ひとりが看護における自覚と責任を持ち行動しています。
看護部は、JA北海道厚生連キャリア開発ラダーに沿った継続的教育と目標管理によって、やりたい看護、目指したい道を支援しています。看護の奥深さ、やりがい、楽しさを実践から実感し、一緒に看護を語りましょう。
看護部長
小野 悦子
遠軽厚生病院
遠軽厚生病院は地域センター病院として、地域の方に「厚生病院があるから安心だ」と思っていただけるよう取り組んでいます。
看護部では患者様のその人らしさを尊重し、ともに歩んでいく看護を目指し、参加型看護計画や意思決定支援を強化しています。
教育体制としては、当院に勤務するすべての看護職員にフォロー者が存在し、サポートする体制が特徴です。指導し、指導されることで互いに学び合い、成長し合えることにつながっています。ポートフォリオを用いた目標管理は成長の可視化と学びの共有、自己研鑽し合うコミュニケーションツールとして成果をあげています。
看護部長
小林 順子
網走厚生病院
看護部ではコロナ禍における検査等に対応し感染対策の徹底を図ると同時にWEB面会等での患者さんへのケアも配慮しています。またピクトグラムやエンゼルメイク、認知症ケア、褥瘡予防、口腔ケア、退院調整などチーム医療の担い手の要として日々努力しています。
斜網地域のセンター病院として、医療の提供を継続するために看護師確保と看護の質の向上を目指し、病院や地域の「財産」となるようなスタッフ育成(『人財育成』)に取り組み、NAラダー、看護補助者ラダーに沿って、e-ラーニングや研修を企画運営し、積極的な自己研鑽・各種資格取得をバックアップしています。
看護部のスローガンとして「患者さんの最も近くに居る専門職として、患者さんのために、が最優先であること」を掲げ、PNS®(パートナーシップナーシングシステム)を導入し、看護師間で補完し助け合う組織文化を大切にしています。科長係長が取り組んでいる「概念化」は4年目を迎えます。物事の本質を考え見抜く目を養い、しっかりと内省し、一人一人の患者さんに向き合っていきたいと思います。
看護部長
池田 友子
むかわ町鵡川厚生病院
当院は町立病院として厚生連が指定管理者として運営に取り組んだ初めての病院です。開院以来、初期救急から看取りまで幅広く対応し、胆振東部の基幹病院として地域医療を担っています。
札幌・新千歳空港からのアクセスが良く、北海道では雪の少ない地域に位置しています。そのような地域で、自身の養ってきた看護観を大切にし、入院・外来・在宅との継続看護・退院支援を実践し、患者・家族が満足できる看護ケアの提供を目指してみませんか?
私たちは地域を愛し、愛される人材を育成し「患者さん・ご家族・職員」のライフワークバランスを大切にしながら「それぞれの人生を支える応援団」でありたいと願っています。
看護管理科長
内海 郁江